こんこんと眠りつつ

なかなか深く長く眠るという感じにいかないので、起きてからもまた寝てしまうのですが、割とよい時間を過ごせているなと思います。

ジャズピアノ、非常に良い先生と出会うことができました。

・・・っていっても、オンライン動画講義なので、先方は私を知りません。でもそれくらいが、今の私にはちょうどいいなって。自分を固定してくる場所に置くのは、今後はしないようにしようと思ってます。ギターの先生はとても自由にさせてくれるので、暫く習ってみようと考えてます。

今回は、即興に関する考え方だけでなく、音楽そのものへの教養とでもいうか、音楽の情動面の本質的なことを教えてくれる人にやっと出会えたなと思いました。

音楽に本当に触れる準備が整って、受け入れができるまでに、40年近くもかかったということです。
遅咲きですが、そんなことはどうでもよくて、いまは毎朝の講義の時間がとても幸せです。

今日は、チェルニーの手紙の本と演奏の手引、ハノンも届きました。
音程というものの意味がわかった上で、スケール練習をしていると、今までと違ってそこはかとなく幸せな気持ちになります。
面白そうだったアラブ音楽の書籍もオーダーしてしまった。

動画の世界を旅するうちに、知らないうちにちょっとしたムーブメントが世界じゅうで起きていることに気づいたのだけど、自然の中で、オーガニック・デジタルMixでとても自然に、あるいはなにか呪術的な雰囲気をまといながら演奏をするソロやグループが各地にでていて、なんだか昔の魔女といわれるような、自然と通わせる存在たちが蘇ってきているような印象を受けました。
確実に、音楽シーンは個人のものとなっていくのだなぁと感じます。


どれだけ人間的で私自身の真実に近づけるか。
それが一番の、音楽へのわたしの興味。星によると、表現されることを待っている魂、というのが、私の根底にあるようです。

魔女といえば、今日は、久しぶりに自然魔法の本に目を通しました。魔術と言われるものや、魔法と言われるもの、まぁ色々あるのだけれど、わたしはこの自然魔法みたいなジャンルが一番好きだなぁと思ってる。

生きるということ、世界のなかに存在すること、それそのものが、魔法のようなものだということに気づくこと。それが自然系の魔法の世界の味なのかなと、とおくから聴こえてくる鳥の声をききながら思ったりしました。この本、若い頃に読んでも、欲まみれだったから意味がわからなかっただろうなぁ。

体を静かに動かしたり触れながら、エネルギーの内観をするときの幸福感。小さな庭に出て緑のあいまから浴びる陽の光を浴びる新鮮な感覚、小さな鳥が啼く声に涼しさと命の爆発を感じたり。

魔法とは、わたしが世界にむけてあらわしたく感じる私の姿に、私自身のエネルギー、そして世界のエネルギーを通して、解放すること。それはつまり、視覚を通して夢見た生きることを行う、じつにすてきな行為だと思うのです。

あれだけすきだったけどいまは、暫く仕事、したくないなと思ってます。

DIARY

Posted by とも