アーダスの野原へ

2023年2月19日

今日は、サビアンで言えば、水瓶座の度数「さなぎから出てくる蝶」でした。

今日は一部では、みずがめ座の人にとって、土星がみずがめ座に滞在したこの2年間の結晶が現れる日とも言われており、わたしは若干緊張していました。

今日は、1年近く、あらゆる障害で、延期・延期・延期・・・・になりまくっていた、現場に受けさせるシステムにより業務を大幅に効率化できる現場講習が・・・やっと実現されることになった日だったからです。前日は別件も有り、23時過ぎまで仕事となり、風呂で夜中の3時過ぎまで気絶している有様でした。

この日はまた、諸事情でわたしが突然、不在の上司にキレたことで、よりにもよって問題の多かった社員さんに誤解を受け、それについて正式に謝ろうと決めていた日でも有り。

更に、師長さんから、ご家族の入院で退職を視野に入れている、ということへの返答をもらう日でも有りました。

この2年は、コロナとハードな介護に翻弄され続けた、激烈な2年でした。
ちゃんと課題をクリアしていれば、今日は結果が出るはず。
果たして進むべき方向に、わたしはすすめていて、適切な課題をしっかり鍛え上げれていたか。逃げてしまったことはなかったか。

結果が出ようが出まいが、あらゆる立場の人とコミュニケートしながら、昼休みなく朝の5時から夜の2時までを1週間という生活が延々と続いた日々により、それまでの虚弱なわたしはすっかり消え去り、驚異的に頑強な人間として周囲に記憶されることになったことだけは、どうやら確かなようでした。
わたしの宿星が、畢宿という、27宿中もっとも頑強な宿星だといわれているということを知ったのは、つい最近です。

そして、酷いコロナの後遺症は、そんな私だからこそできてしまう「限界」を、斜め上の解決策でブチ破る、カンフル剤となったのでした・・・・。

今日の結果は・・・ 
システムは「わたしの手を必要とせず」「ほぼ指示ゼロで」稼働を開始する見込み。
また、驚くほど最高のタイミングと環境で、その社員さんと期せずして遭遇し、笑顔を交えとても爽やかに許してもらうことができました。師長さんには、考え直してもらえて、勤務を継続してもらえることになりました。

ちょっと前にオリエンタル占星術で、わたしとその社員さんが全く同じ宿だということがわかったことで、なにか親近感が湧いて苦手意識が消えたこと。また、朝、これについて卦をたてたら、なんと乾為天がでたということもあり、謙虚な気持ちを新たにできたこと。更に今日はイメチェンするといいという情報を元に、久々にバッチリメイクしてめっちゃ爽やかな姿でオールバックにして出社したのもwよかったのかもw 

採用も、有能な同僚にマーケティング方面から仕事を任せることに決め、師長さんに安心を与えられたのも良かったかなと思います。

先生とも、どういう距離感で、どんな思いや態度で接すればいいのか、私自身の思い込みやジャッジはなんなのか、ということを冷静に分析し、対応できるようにずいぶんなれたなと感じれた1日でも有りました。

あ・・・やり遂げたんだな、と思いました。

介護は、私がいない状況で、かつてつくった仕組みをもとに、いまも運用がほぼ自動で回り続けることとなりました。

まだ、オンライン資格確認の工事や、物価高での昇給、就業規則の改定、給与・人事システムの刷新など、求められている項目は山のようにあります。

一段一段、階段を登っているのがわかる。

ずっとずっと先まで、わたしは走り続けるのだなと、そんな予感もしています。

わたしはずっと、付き合う人に、母の情のようなものを求めていたように思います。
安心したかったし、自然体でいることを許してほしかった。
愛され、必要とされたかった。

きっと、恋人にも、共同体にも。

それでもたぶん、わたしはここから、ただ、ひたすら、たった一人、脇目も振らずどこまでも走っていく。
そういうときの自分を、もっとも自分らしいと感じてもいて、楽しく、きっと美しい。

だからきっと、その場所に、結局はとどまれない。

幾多のさよならも、結局はわたしが選んだものだった。

そういう宿命のようなものをもって生まれてきたのかもしれないと。
だから、きっとこれからも、心の赴くほうへ、ただ走り続けるとおもう。

さよなら、4年半共に走った現場のみんな。
不動宮である水瓶座は木にも例えられる。
張り巡らされた根というネットワークは、倒木とともに切られ。

切り倒された木にぶらさがっている蛹から、蝶が羽ばたいてゆく。

過去のネットワークから切り離されたわたしは、新しい地へと向かうことになる。

どこへいくにしてもただ、わたしはわたしでしかなく。それがとても、心地いい。

 

DIARY

Posted by とも